【施工事例】排水が何度も詰まる…その原因は「古いセメント会所」でした|神戸市須磨区東白川台

こんにちは。
神戸市須磨区を中心に水まわりの修理・リフォームを行っております、株式会社ならはら住宅設備です。

先週は、神戸市須磨区東白川台で排水会所(排水マス)の取り替え工事をさせていただきました。

「最近、排水の流れが悪い。」
「何度掃除してもすぐ詰まる。」
「高圧洗浄をしても数年でまた詰まる。」

そんなお悩みをお持ちの方は意外と多くいらっしゃいます。

実は、このような症状は排水管ではなく、会所(排水マス)が原因になっていることも少なくありません。

今回は、なぜ排水会所を交換する必要があったのか、工事の様子を交えながら詳しくご紹介します。


排水会所とは?

普段、地面に丸いフタが付いているのを見たことがあると思います。

それが「排水会所(排水マス)」です。

キッチン、お風呂、洗面、トイレなどから流れてきた排水が一度ここを通り、下水へ流れていきます。

普段はフタを開けることもなく、存在すら気にすることはありません。

しかし、この会所は家の排水を支えるとても重要な設備です。

ここに不具合が起こると、

・排水が流れない
・排水が逆流する
・臭いがする
・木の根が侵入する

など、さまざまなトラブルの原因になります。


セメント会所は寿命があります

今回のお宅は昔ながらのセメント製会所でした。

昔はこのタイプが一般的でしたが、現在ではほとんど使用されていません。

理由は耐久性です。

コンクリートやモルタルは丈夫そうに見えますが、

・長年の水の流れ
・地盤の動き
・乾燥と湿気の繰り返し

などにより少しずつ劣化していきます。

すると、

ひび割れが起きたり、
隙間ができたり、
最終的には穴が開いてしまうことがあります。

ここから問題が始まります。


木の根は想像以上に強い

植物は水を求めて成長します。

排水会所には常に水分があります。

そのため、

ほんの数ミリの隙間でも木の根は侵入します。

最初は細い根です。

ところが数年経つと…

どんどん太くなり、

排水管の中まで伸びていきます。

すると、

紙や油汚れが根に引っ掛かり、

徐々に排水が悪くなります。

「最近流れが悪いな」

と思った頃には、

すでに根が排水管いっぱいまで成長していることも珍しくありません。


高圧洗浄では直らないケース

「高圧洗浄したら大丈夫じゃないの?」

そう思われる方も多いです。

もちろん、高圧洗浄は非常に効果があります。

しかし、

今回のように

会所自体に穴が開いている場合

高圧洗浄だけでは根本的な解決にはなりません。

一度木の根を除去しても、

穴が開いたままなので、

また同じ場所から木の根が侵入します。

つまり、

何年か後にはまた詰まります。

その度に高圧洗浄を繰り返すより、

原因である会所を交換した方が結果的に費用を抑えられるケースもあります。


まずはコンクリートを切断

今回の会所は土の中ではありません。

土間コンクリートの下に埋まっていました。

まずは周囲をカッターで切断。

これをしないと、

余計な部分までコンクリートが割れてしまいます。

見えなくなる部分ですが、

こうした下準備で仕上がりは大きく変わります。


コンクリートを斫る作業

カッターを入れた後は、

電動ハンマーでコンクリートを解体。

この作業が想像以上に大変です。

見えている面積だけなら簡単そうですが、

実際には厚みがあります。

解体しながら既設配管を傷付けないよう、

慎重に進めていきます。

力任せではできません。

経験が必要な作業です。


掘ってみないと分からない

設備工事は、

「開けてみないと分からない」

ことが本当に多いです。

今回も掘削すると、

古い配管、

既設の会所、

給水管、

さまざまな配管が近接していました。

図面通りとは限りません。

だからこそ、

一つ一つ確認しながら作業を進めます。


粘土質の地盤との戦い

今回は地盤が非常に粘土質でした。

粘土質は水を通しにくいため、

掘ると水が溜まりやすくなります。

写真でも泥水が溜まっている様子が分かると思います。

この状態では、

足元も悪く、

配管の接着面も汚れやすくなります。

それでも確実に施工できるよう、

泥を取り除きながら作業を進めました。


新しい塩ビ会所へ交換

古い会所を撤去した後は、

新しい塩ビ製会所を設置。

現在はこちらが主流です。

塩ビ会所のメリットは、

・腐食しない
・割れにくい
・木の根が侵入しにくい
・メンテナンスしやすい

長期間安心して使用できます。


排水勾配が重要

会所交換で最も大切なのが

排水勾配です。

勾配とは、

水が自然に流れるための傾き。

急すぎてもダメ。

緩すぎてもダメ。

ほんの数ミリ違うだけで、

流れが悪くなることがあります。

だからこそ、

水平器を使いながら慎重に調整します。

見えなくなる部分ですが、

ここが職人の腕の見せどころです。


配管接続も慎重に

古い配管は長年使われています。

無理に力を掛けると、

違う場所まで割れてしまうことがあります。

そのため、

既設配管を傷めないよう慎重に切断し、

新しい配管へ接続しました。


埋め戻しも大切な工程

配管が終われば完成ではありません。

埋め戻しも非常に重要です。

土を適当に戻すと、

後から地盤沈下する可能性があります。

少しずつ締め固めながら、

しっかり埋め戻します。

このひと手間で、

何年後の仕上がりが変わります。


コンクリートも復旧

最後は土間コンクリートを復旧。

会所だけ新しくなっても、

周囲がガタガタでは意味がありません。

既存の高さに合わせ、

できるだけ自然に仕上げます。


見えない部分こそ丁寧に

リフォームは完成すると、

配管も会所も見えません。

だからこそ、

手を抜こうと思えば分からない工事でもあります。

しかし、

見えない部分で手を抜けば、

数年後に必ずトラブルになります。

私たちは、

見えなくなる部分こそ丁寧に施工することを大切にしています。


こんな症状はありませんか?

・排水がよく詰まる

・高圧洗浄を何度もしている

・木の根が出てきた

・古いセメント会所がある

・排水から臭いがする

・庭がいつも湿っている

・築30年以上経っている

一つでも当てはまる方は、

会所の点検をおすすめします。


排水トラブルは早めの対応が大切です

排水は毎日使います。

だからこそ、

壊れてからでは生活に大きな影響が出ます。

特に木の根は、

放置するほど広がります。

早めに対処すれば、

工事範囲も費用も抑えられる可能性があります。


神戸市須磨区で排水会所交換ならお任せください

株式会社ならはら住宅設備では、

会所交換だけでなく、

排水詰まり、

高圧洗浄、

配管工事、

水漏れ修理、

トイレ、

洗面、

キッチン、

浴室、

給湯器交換まで、

水まわり全般に対応しております。

現地調査・原因確認を行い、

本当に必要な工事だけをご提案いたします。

「高圧洗浄で済むのか。」
「会所交換が必要なのか。」

その判断も含めて、分かりやすくご説明いたします。

排水の流れが悪い、木の根が入り込んでいる、セメント会所が古くなっているなど、お困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。

神戸市須磨区東白川台での排水会所取り替え工事の施工事例でした

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